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[3Da10] ツイストグラフェンのモアレ変形によるナノスケール接触の定義と摩擦への影響
凝着説ではマイクロスケールでの真実接触部をせん断することで摩擦が生じると説明されているのに対し,ナノスケールでは結晶方位の効果が摩擦異方性として現れることからナノスケールではマクロな凝着説が破綻すると予想される.本研究では,積層構造を反映するモアレパターンを用いてツイストグラフェン界面における真実接触部を原子レベルで定義し,ナノスケール接触と摩擦の関係を理解することを試みた.