第11回 日本緩和医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

[S-16] シンポジウム16 がん医療における体内動態を考慮した薬剤投与設計~抗がん薬から症状緩和薬まで~

2017年6月4日(日) 10:00 〜 12:00 第2会場 (特別会議場)

オーガナイザー・座長:国分 秀也 (東京薬科大学薬学部薬学実務実習教育センター), 久原 幸 (株式会社ファーマホールディング 事業統括本部)

がん患者に用いられる薬剤は多岐にわたり、抗悪性腫瘍剤、分子標的治療剤をはじめ、がん性疼痛治療薬、向精神病など、さまざまな薬剤を使用しなければならないケースが多い。そのため各薬剤を適正に使用するためには、薬剤特性を詳細に把握し、患者の病態や臓器機能に合わせ、その使用量、使用方法を設定する必要がある。本シンポジウムでは、がん性疼痛治療薬、抗がん剤、向精神薬について、それぞれの専門家により、腎・肝機能障害など臓器障害時や相互作用における、臨床使用の留意点などについて考察する。