第27回近畿臨床工学会

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COVID-19①

座長:中村 拓生(明石市立市民病院 臨床工学課)、杉浦 正人(関西医科大学香里病院 腎臓病センター医用工学室)

[09-02] (公社)日本臨床工学技士会 調査・統計委員会—2020年度COVID-19調査結果報告「近畿ブロック編」—

*杉浦 正人1,2、内田 隆央2、後藤 武2、丹木 義和2、塚野 雅幸2、久行 菜帆2、南 彩2、石井 宣大2、五十嵐 茂幸2 (1. 関西医科大学香里病院、2. (公社)日本臨床工学技士会 調査・統計委員会)

(公社)日本臨床工学技士会 調査・統計委員会では、毎年10月を「調査月間」と定め、アンケート調査を行っている。

2020年度は2つのアンケートを実施した。今回「新型コロナ感染症の治療に従事した臨床工学技士の実態調査アンケート」に関し報告する。

○『新型コロナ感染症の治療に従事した臨床工学技士の実態調査アンケート』

アンケート調査回収数:1,688(施設代表者のみ)

新型コロナウイルス感染症は、2020年1月16日に国内で初の感染者を確認後、国内でも大流行し、近畿地区においても4回目の緊急事態宣言が発出されている。(2021.6.2現在)

重症者の場合、人工呼吸器、ECMO管理などの臨床工学技士の業務負担も計り知れない。そこで1.臨床工学技士業務量の変化を把握する。2.人工呼吸器、ECMO管理など専門技能有する臨床工学技士の活動状況の把握する。3.新型コロナ患者対応、管理における臨床工学技士の必要量と業務内容を把握する。上記の3つの項目把握を目的に臨床工学技士の実態調査を行ったので報告する。また、今回近畿地区と全国との比較検討も行ったので併せて報告する。

調査・統計委員会としては7月頃に第2回「新型コロナ感染症の治療に従事した臨床工学技士の実態調査アンケート」を実施する予定としている。第1波以降の調査を実施し、継続した調査・報告を行う予定である。