資源・素材2014(熊本)

講演情報

企画講演

最近の岩盤工学および鉱山開発に関するトピック

2014年9月17日(水) 09:00 〜 16:30 222教室 (熊本大学)

司会:福井勝則(東京大学), 立川和法(石灰石鉱業協会), 羽柴公博(東大), 笹岡孝司(九州大学)

11:15 〜 11:40

[A7-6] 生産マテバラ改善設備について

三木洵 (日鉄鉱業株式会社)

司会:立川和法(石灰石鉱業協会)

尻屋鉱業は、本州の北東端にある青森県の尻屋崎に位置しており、製鉄、セメント、骨材向けなどの石灰石を採掘・生産している。当所は従来、全出荷量の6割弱がセメント向け細割(‐20mm)という細割依存型の鉱山として成り立ってきたが、セメント需要の減少により細割出荷量が大幅に減少し、従来のプラントによるマテリアルバランスでは、製鉄や骨材向けの需要に対して安定供給が困難となることが予想された。そこで、細割発生量の調整によるマテリアルバランスの柔軟性向上を目的として生産マテバラ改善設備の導入を計画し、平成24年4月工事着工、同年9月より運用を開始した。当該設備は、高品位原石の細割(-20mm)からマテバラ改善SCにより塊物(20-12mm)を焼結粉の原料として回収することで、細割の生産量を抑制する【細割抑制運転】及び、低品位原石(80-20mm)を細割破砕Crで破砕して細割を増産する【細割増産運転】の2通りの生産方法を選択することが可能である。今回は、高品位原石による【細割抑制運転】について紹介する。

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