資源・素材2014(熊本)

講演情報

若手ポスター発表

環境

2014年9月15日(月) 16:00 〜 17:30 工学部百周年記念館 (熊本大学)

16:00 〜 17:30

[PY-27] 酒石酸を用いた過硫酸法のVOC分解促進 -廃棄物を有効利用した浄化法の開発-

大里直己, 晴山渉, 中澤廣 (岩手大学大学院工学研究科)

キーワード:揮発性有機化合物, 過硫酸法, ワイン残渣

 過硫酸法は過硫酸塩イオンと鉄の反応によって生成される硫酸ラジカルによって、揮発性有機化合物(VOC)などの汚染物質を分解する方法である。ここに酒石酸を添加することによって、分解が促進されることが報告されている。しかし、実際の浄化法に酒石酸試薬を用いるにはコストがかかってしまう。そこで本研究では、廃棄物中の酒石酸を利用した浄化法の開発を目的として、酒石酸を含有するワイン残渣を用いたVOCの分解実験および、その分解条件などの検討を行った。

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