資源・素材2014(熊本)

講演情報

若手ポスター発表

湿式素材プロセッシング

2014年9月15日(月) 16:00 〜 17:30 工学部百周年記念館 (熊本大学)

16:00 〜 17:30

[PY-67] 水熱法による鉄基板上へのりん酸鉄リチウム皮膜の作成と電気化学特性評価

都築甚矢1, 黒田健介2, 興戸正純2 (1.名古屋大学大学院, 2.名古屋大学エコトピア科学研究所)

キーワード:リチウムイオン電池, 水熱法, 正極材料, 鉄, りん酸鉄リチウム

リチウムイオン二次電池(LIB)の正極活物であるりん酸鉄リチウム(LiFePO4)は構成元素が資源豊富なFe,Pからなるため資源的制約を受けない.また,Fe,P,Oの結合が強固なので高温でも酸素を放出しない.以上の二つの点から注目を集めている。LiFePO4粉末の合成は600~800 ℃の高温で行う固相反応法が最も多く用いられている. 作製されたLiFePO4粉末は各種材料と混練され, 電極上に塗工・乾燥されることでLIBの正極となる. 一方, 水熱法は比較的低温(約200℃)の水溶液中でLiFePO4の合成を行うことができる。また, 鉄電極上で合成すると皮膜形成が期待できる.そこで, 本研究では水熱法を利用して低温水溶液中でFe基板上へのLiFePO4皮膜を作成と作成した試料の電気化学特性評価を目的とした。蒸留水40ml中に各種濃度のLiOH,H3PO4を加えた水溶液中にFe基板を設置し水熱法を施し、作成した試料に電気化学特性評価を行った。

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