一般社団法人資源・素材学会 平成27(2015)年度 春季大会

講演情報(2015年2月24日付)

企画講演

資源探査と大規模データプロセッシング

2015年3月28日(土) 09:00 〜 11:50 第5会場 (千葉工業大学)

司会: 古宇田亮一 (産総研), 土屋範芳 (東北大)

11:25 〜 11:50

[2509] 偏波レーダ技術とリモートセンシングへの応用

佐藤源之1 (1.東北大学東北アジア研究センター)

司会: 土屋 範芳 (東北大)

衛星、航空機マイクロ波リモートセンシングである合成開口レーダ(SAR)に関して、我が国はJAXAが運用するALOS-2、NICT/JAXAが運用するPi-SAR-2など、世界的に見て極めて先進的なセンサを有している。この2つのセンサは共に電波の偏波に関する情報を取得するレーダ・ポーラリメトリ機能を有している点で、従来の単一偏波のSARと大きな違いをもっている。レーダ・ポーラリメトリにより、SAR画像に含まれ特徴量の効率的な抽出手法が提案され、地表分類等の分野で有効性を発揮している。リモートセンシング画像に含まれる物理的な特徴を利用し、膨大なデータから必要な情報を抽出技術として、レーダ・ポーラリメトリは極めて重要な特性を具備し、他分野での利用も可能であると考えている。また同様に干渉SARは火山や地震による地表面変位を高精度に検知する技術であるが、反射する電波の性質を巧みに利用する点でレーダ・ポーラリメトリと共通点を有している。


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