15:45 〜 16:00
[3418] プロピオン酸カルシウムを用いたASRの抑制メカニズムに関する研究
資源開発
司会: 三木 一 (九州大)
キーワード:コンクリート, 劣化, アルカリ骨材反応, 抑制, プロピオン酸カルシウム
コンクリートの劣化現象であるアルカリ骨材反応(ASR)の抑制に関しては、これまで、①コンクリート全体のアルカリ量をNa2O等価量で3kg/m3以下にする方法、②抑制効果が確認される混和材(高炉水砕スラグ微粉末やフライアッシュ)を用いる方法、③反応が認められない骨材を使用する方法の3つが実施されてきた。しかし、いずれの完全に抑制できない場合や、設備や施工での問題等があり、コンクリート業界や骨材生産者から新たな簡便な抑制方法の開発が望まれている。これに対してプロピオン酸カルシウムを少量添加する方法をこれまで検討しており、抑制効果があることがわかった。
本研究は、これまで抑制効果の測定や観察を行ってきたコンクリート供試体の内部の微細な観察を走査電子顕微鏡観察やX線マイクロアナライザーを用いて行い、ASR生成物の化学的特性からプロピオン酸カルシウムによるASR抑制のメカニズムを検討した。
本研究は、これまで抑制効果の測定や観察を行ってきたコンクリート供試体の内部の微細な観察を走査電子顕微鏡観察やX線マイクロアナライザーを用いて行い、ASR生成物の化学的特性からプロピオン酸カルシウムによるASR抑制のメカニズムを検討した。
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