一般社団法人資源・素材学会 平成28(2016)年度 春季大会

講演情報(2016年2月29日付)

一般講演

環境

2016年3月28日(月) 09:15 〜 15:15 第3会場 (東京大学)

司会:別所昌彦(秋田大学), 沖部奈緒子(九州大学), 大川浩一(秋田大学), 晴山渉(岩手大学)

10:15 〜 10:30

[1305] 農工融合型システム実現に向けたCO2及び熱輸送システムの定量評価

祐谷大輝1, 松尾誠治1, 岡屋克則1, 藤田豊久1 (1.東京大学)

司会:別所昌彦(秋田大学)

キーワード:施設園芸, 農工融合型システム, エネルギー輸送, CO2ハイドレート

地球温暖化等の気候変動の深刻化を受け、二酸化炭素(以下CO2)削減に向け、対策が急がれている。工業圏、農業圏の活動は、ともにCO2排出の主たる要因になっている。農業圏の施設園芸では、農産物の生産性向上を目的として、熱とCO2が利用されている。一方、工業圏では、エネルギー効率の向上、CO2排出量低減を目的として、生産プロセスの過程で発生するCO2と廃熱の再利用が検討されている。この、工業圏と農業圏のCO2及び熱の需要供給関係を利用した農工融合型システムを構築し、持続的な街づくりを目指すことが期待される。現在、農業圏では熱とCO2の供給を、主に化石燃料の燃焼によって賄っている。農工融合型システムの実現により、農業圏におけるCO2、熱供給コストの低減、化石燃料使用の廃止によるCO2排出量減少、というメリットが見込まれる。 本研究では、工業圏で回収したCO2、及び熱について、工業圏から農業圏への最適な輸送手段を、CO2排出量削減、及びコストの観点から検討、考察を行った。

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