資源・素材2016(盛岡)

講演情報(2016年8月18日付)

企画講演

建設用原材料の評価・利用技術および脱水ケーキ等の未利用資源の活用

2016年9月15日(木) 13:00 〜 16:00 第3会場 (銀河ホール)

司会: 麓隆行(近畿大学), 岩月栄治(愛知工業大学), 今井忠男(秋田大学)

15:00 〜 15:20

[3316] IoT対応型骨材サプライチェーンシステム構築に関する検討

大塚尚寛, 及川碧瑠, 齊藤齊藤 (岩手大学理工学部)

司会: 岩月栄治(愛知工業大学)

キーワード:骨材、IoT、サプライチェーン、人口減少社会、建設用原材料

骨材生産量は、東日本大震災からの復旧・復興、国土強靱化、東京オリンピック開催等に伴う需要増加により、回復傾向にある。しかし、今後は、ポスト2020年問題や人口減少社会の到来に伴う需要減少等により、骨材の需給関係の地域間格差が、大都市圏と地方圏で大きく進むことが想定される。一方、コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うIoT (Internet of Things )【 モノのインターネット】の導入が、今後急速に進むことが想定される。建設用原材料を供給する骨材産業も、近い将来において、建設業におけるIoTの一部に組み込まれる可能性が高いものと考えられる。
本研究では、このような将来予測を前提として、これまで“地産地消”が基本であった骨材の生産供給体制を広域的な視点から見直し、骨材の大半を占める砕石の生産・供給体制にサプライチェーンの概念を導入する。そして、IoTの導入により、サプライチェーンを一元的に管理できるシステムの構築について検討した。

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