15:45 〜 16:00
[1607-11-01] ナイジェリア連邦共和国における石油資源マネージメントの課題について
司会:才ノ木 敦士(熊本大学)
キーワード:ナイジェリア、石油資源、マネージメント、民族問題、CSR
ナイジェリア連邦共和国は、人口1億8,599万人のアフリカ大陸で最大の国であり、また、一人当たりGNIは2,450US$(2016年)の中所得国である。しかしながら、世銀が定める貧困ラインの1日1.9US$以下で生活する人々の割合は53%に達し(2009年)、著しく格差の大きな国である。同国では石油を巡る紛争が継続的に生じており、特に石油産出地域のナイジャーデルタ地域における人々は、石油による恩恵を受けるのではなく、石油生産に伴って土地が利用できなくなり、また、環境問題により生計の糧である農業、漁業の実施が困難となるというような負の影響を受けている。
同国におけるこのような状況には、主要生産物である石油資源に関する政府及び石油会社のマネージメントの問題があり、それには政府のキャパシティ不足が関係することが示唆される。また、独立前から存在したナイジェリア国内の民族問題とも関係していると考えられる。今回の報告では、政府及び石油会社の石油資源マネージメント、キャパシティ、民族問題について示し、その上で、ナイジェリアにおける石油マネージメントに関する今後の方向性について述べる。(*高光遵は現在古河機械金属(株)に所属する)
同国におけるこのような状況には、主要生産物である石油資源に関する政府及び石油会社のマネージメントの問題があり、それには政府のキャパシティ不足が関係することが示唆される。また、独立前から存在したナイジェリア国内の民族問題とも関係していると考えられる。今回の報告では、政府及び石油会社の石油資源マネージメント、キャパシティ、民族問題について示し、その上で、ナイジェリアにおける石油マネージメントに関する今後の方向性について述べる。(*高光遵は現在古河機械金属(株)に所属する)
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