資源・素材2018(福岡)

講演情報(2018年7月31日付 確定版)

企画講演

水圧刺激・水圧破砕技術の最新動向(2)

2018年9月12日(水) 13:00 〜 17:00 第3会場 (A棟 1階 A13講義室)

司会:陳 友晴(京都大学)

13:30 〜 14:00

[3309-15-02] 数値シミュレーションによるフラクチャー分岐特性の考察

○伊藤 高敏1 (1. 東北大学流体科学研究所)

司会:陳 友晴(京都大学)

キーワード:フラクチャリング

フラクチャリングはシェールをはじめとするタイトオイル地層の開発に不可欠な技術である.形成されるフラクチャーは地層と坑井を繋ぐ流路となるため,生産性向上の観点から複雑なフラクチャーを形成し,より多くの流路を確保することが望ましい.また,最適なフラクチャーシステムを造成するうえで,その形成メカニズムを理解することが必要となる.岩石のブリットルネスは形成されるフラクチャー形態を評価する指標であり,シェール開発でしばしば用いられる.Rickman et al. (2008) はシェールを対象として,そのヤング率とポアソン比を用いたブリットルネスの評価式を提案し,ブリットルネスが大きくなるほどフラクチャー形態が複雑になることを報告した.Rickmanの評価式は,検層データから比較的容易に得られる弾性係数を用いるという点で利便性は高いが,ブリットルネスの違いによってフラクチャー形態が変化するメカニズムは十分に明らかにされていない.そこで,本研究では2次元個別要素法を用いてフラクチャリングシミュレーションを行い,ブリットルネスによってフラクチャー形態が変化するメカニズムを検討した.

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