資源・素材2018(福岡)

講演情報(2018年7月31日付 確定版)

一般講演

開発機械・岩盤工学・資源開発技術・資源経済と社会システム(3)

2018年9月12日(水) 10:30 〜 11:45 第6会場 (A棟 2階 A23講義室)

司会:笹岡 孝司(九州大学)

11:15 〜 11:30

[3601-05-04] ANNとWeb-GISを用いた都市部砕石場における発破に起因する地盤振動の可視化システム

○森山 最岳1、川村 洋平1 (1. 秋田大学)

司会:笹岡 孝司(九州大学)

キーワード:発破工学、人工ニューラルネットワーク、Web-GIS、可視化システム、地盤振動

都市部砕石場における発破活動は周辺住民に不快感や恐怖もしくは生活の妨害を引き起こす可能性がある。このことに対し、事前に発破情報(時間や振動レベル)を提供することで、周辺住民の不安を軽減できることが既往の研究で分かっている。しかしながら、周辺住民への影響を軽減できる可能性がある研究は行われておらず、同様のシステムも存在しない。そこで本研究では、特に発破に起因する地盤振動に注目し、Web上で発破振動が確認できるWebマッピングシステムを作成した。このシステムを開発するためにANN(人工ニューラルネットワーク)による振動予測モデルを用いて、発破に起因する地盤振動を予測した。また、Web-GIS(地理情報システム)を用いて、Web上に予測振動を可視化したマップを作成した。振動予測モデル開発に用いた地盤振動データは秋田県の三倉鼻砕石場から収集した。一般的に、汎用的な地図を作成するには大容量のサーバー容量が必要であるため、既存のGoogleマップから必要とする地域のみの地図情報をWeb領域に基礎地図として読み込んだ。予測した振動情報をレイヤーとして基礎地図に重ねあわせることで、Webで振動情報を提供するシステムを構築する。

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