MMIJ 2018,Fukuoka

Presentation information (2018/07/31 Ver.)

企画講演

ワイヤロープ(2)

Wed. Sep 12, 2018 12:50 PM - 3:00 PM Room-9 (Fl.2.,Build. A. A27)

司会:森野 徹(神鋼鋼線工業株式会社)

12:50 PM - 1:20 PM

[3905-08-01] A study of factors affecting fatigue lives of wire ropes and the fatigue life evaluation method for wire ropes used in cranes

○Takashi Honda1, Atsushi Yamaguchi1, Kenta Yamagiwa1, Tetsuya Sasaki1 (1. National Institute of Occupational Safety and Health, Japan)

司会:森野 徹(神鋼鋼線工業株式会社)

Keywords:Wire rope, Fatigue life, Crane

天井クレーンやジブクレーンなど各種クレーンにおいて,ワイヤロープの破断により,つり荷が落下したり,ジブが倒壊したりする事故が後を絶たない.この原因として,ワイヤロープの経年損傷が主として外観検査で評価されていることが考えられる.クレーン構造規格は,ワイヤロープは1よりに総素線数の10%が断線するか,直径が公称径から7%減少すると使用してはならないと定めているが,外部からワイヤロープ内部の素線断線は判別できないため,素線断線に関しては外観検査による可視断線数で評価しているのが実情である.しかし,タワークレーンや移動式クレーンに多用される鋼心ワイヤロープは,繊維心ワイヤロープに比べて直径の減少が少ないうえ,素線断線が内部から進行するため,外観検査でワイヤロープの経年損傷を評価することは困難である.
そこで本研究は,従来の外観検査に加えて,ワイヤロープを使用環境や使用履歴を考慮した疲労寿命により管理する手法を確立するため,ワイヤロープの疲労寿命に影響する因子について検討するとともに,疲労寿命評価法について検討した。

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