資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

企画講演

鉱山における安全操業・保安管理へのドローン最新技術の応用 -展開と展望-

2019年9月24日(火) 13:00 〜 17:15 第2会場 (C1 1階 講義室2(173))

開会挨拶:尾原 祐三(熊本大学)
司会:尾原 祐三(熊本大学)、下田 直之(石灰石鉱業協会)
討論・総括:尾原 祐三(熊本大学)、下田 直之(石灰石鉱業協会)

15:55 〜 16:20

[1K0209-16-07] ドローン測定による斜面崩壊形状に基づいた岩盤強度の評価

○尾原 祐三1、才ノ木 敦士1、吉永 徹1 (1. 熊本大学)

キーワード:岩盤斜面、ドローン、岩盤強度、有限要素法

日本各地に多く存在する採石場では,高さの大きい斜面が形成されつつある。このような斜面が崩壊した場合,環境に与える影響の重大性を考慮すると,岩盤斜面の変位計測,監視技術,斜面の安定性評価法の確立が重大な課題となっている。
 本報告では,それらの基礎データとなる斜面状況や斜面変位データを取得する方法として,現在様々な分野で用いられているUAV(Unmanned Aerial Vehicle,無人航空機)の1つであるドローンを導入した岩盤斜面の観測システムを採石場に適用し,熊本地震の前後の測量結果を示す。さらに,地震による斜面の崩落前後の断面図を用い,有限要素法を用いて震度法による弾塑性解析によって得られた斜面の塑性領域と崩壊領域を比較し岩盤強度パラメータを推定した。

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