資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

企画講演

資源分野の国際貢献

2019年9月25日(水) 09:00 〜 12:00 第3会場 (C1 1階 大講義室(191))

司会:小池 克明(京都大学)、柏谷 公希(京都大学)

09:05 〜 09:25

[2K0301-08-01] インドネシアでの地熱発電の大幅促進を目指したSATREPSプロジェクト:蒸気スポット検出と持続的地熱資源利用の技術開発

○小池 克明1、Notosiswojo Sudarto2 (1. 京都大学、2. バンドン工科大学)

キーワード:国際共同研究、リモートセンシング、地球化学、貯留層シミュレーション、人材育成

再生可能エネルギーである地熱資源を利用した発電量の大幅な増加,および環境と調和した長期間の持続的地熱発電の2点の実現を目指して,バンドン工科大学,国内とインドネシアの大学・企業・研究機関と共同し,SATREPSプロジェクト(実施期間2014 年5 月~2020年3月)に取り組んでいる.これを副題のBAGUS(Beneficial and Advanced Geothermal Use System)プロジェクトと称し,「リモートセンシング・地球化学・鉱物学・数理地質学での最先端手法を統合して発電に最適な蒸気スポットを高精度で検出できる技術」,「リモートセンシングを利用した地熱発電所周辺の広域環境モニタリング技術」,「長期にわたる地熱エネルギーの持続的利用・産出を可能にするための最適化システム設計技術」の3つを開発している.蒸気スポットとは高温・高蒸気量を有する貯留層部で,発電に適した場所を意味する造語である.これらに加えて,地熱開発を担える人材をバンドン工科大学と協同で育成している.本年度は最終年度であり,これまでの取り組み,得られた主な研究成果,および今後の課題等について紹介する.

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