資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

企画講演

資源探査に関する研究の動向と大規模データプロセッシング

2019年9月26日(木) 09:00 〜 11:35 第7会場 (C1 3階 大会議室(314))

司会:桑谷 立(海洋研究開発機構)、木崎 彰久(秋田大学)

10:50 〜 11:05

[3K0701-08-06] 地球化学的指標に基づく地熱貯留層特性と地熱流体の循環状態の推定

○柏谷 公希1、多田 洋平1、Rahayudin Yudi1、Shoedarto Riostantieka1、弥富 文次1、犬飼 郁也1、加納 陸生1、小池 克明1 (1. 京都大学)

キーワード:地熱システム、地球化学的指標

地熱発電は再生可能エネルギーの一つとしてさらなる活用が期待されているが,開発が進まない原因の一つに探査,開発段階における初期コストが高いことがある。そこで著者らは,数理地質学,リモートセンシング技術,地球化学,鉱物学などの統合的な適用により地熱生産井の掘削適地を抽出し,その結果地熱開発における初期コストを低減することを目的に「インドネシアにおける地熱発電の大幅促進を目指した蒸気スポット検出と持続的資源利用の技術開発」プロジェクト(通称BAGUSプロジェクト)を実施している。研究地域はインドネシア,バンドン盆地周辺の地熱地域であり,これまでにのべ100箇所以上の温泉,火山噴気孔,地熱生産井,湧水,河川などで温泉水,湧水,河川水,湧出ガスなどを採取し,70項目以上の濃度や同位体などの分析を行っている。今回の発表では,分析で得られた地球化学的指標から明らかとなった地熱貯留層の特性や地熱流体の循環状態について概観する。

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