13:00 〜 14:00
[2P0121-29-09] 電気パルス粉砕による石炭の単体分離性向上に関する研究 (発表者:学士課程)
キーワード:電気パルス粉砕、石炭質、鉱物質、単体分離
現在、日本において石炭は重要な資源であり, 安定供給が可能であることや原子力発電からの撤退などを考えると今後も石炭を利用していくことが考えられる。しかし, 石炭の燃焼に伴っては様々な課題があり, その主要なものの一つが石炭灰の問題である。石炭灰は7割がセメント原料などにリサイクルされているものの, 今後それらのリサイクル需要が少なくなることを考えると新しいリサイクル用途を考案する必要がある。根本的な解決策としては, 灰となる石炭中の鉱物質を事前に除去することで石炭灰の発生抑制, 高効率のリサイクルを達成することができる。
本研究の目的は, 異相境界面での破壊が起こり産物が高い単体分離性を示すという特徴を持つ電気パルス粉砕を用いて, 石炭質の単体分離が促進される条件を見出すことである。電気パルス粉砕装置に一定量の石炭試料を粒群別に入れ, 電気パルスの印加回数を変化させて実験を行った。粉砕産物を粒群別に分けMLA分析により石炭の部分比分布を測定し, 電気パルス粉砕において異相境界面優先破壊が促進することを見出した。
本研究の目的は, 異相境界面での破壊が起こり産物が高い単体分離性を示すという特徴を持つ電気パルス粉砕を用いて, 石炭質の単体分離が促進される条件を見出すことである。電気パルス粉砕装置に一定量の石炭試料を粒群別に入れ, 電気パルスの印加回数を変化させて実験を行った。粉砕産物を粒群別に分けMLA分析により石炭の部分比分布を測定し, 電気パルス粉砕において異相境界面優先破壊が促進することを見出した。
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