MMIJ 2021,Sapporo

Presentation information (2021/08/18 Ver.)

Poster presentation session with a short speeches

(Poster session & Short presentation) Processing & Material Group

Wed. Sep 15, 2021 1:00 PM - 2:20 PM Room-4 (Webex)

司会:Hironari KUBO (Fukuoka Institute of Technology), Ilhwan Park (Hokkaido University)

1:40 PM - 1:48 PM

[2K0409-18-06] [Student presentation:Master's Course] Fofmation of annealing-free copper nanowire-based transparent conductive films

○Hiromi Koga1, Hideyuki Takahashi1, Shun Yokoyama1 (1. Tohoku university)

司会:Hironari KUBO (Fukuoka Institute of Technology)

Keywords:perovskite solar cells, copper nanowire, transparent conductive film, annealing-free, vacuum filtration

塗布形成可能なペロブスカイト結晶を光吸収層に用いたペロブスカイト太陽電池(PSCs)は、優れた性能と製造コストの低さから次世代型太陽電池として注目されている。しかし、ITO透明導電膜やAuやAg裏面電極はスパッタや蒸着により形成されており、これら高コスト手法はPSCs普及の妨げとなる。そこで代替材料として、安価な資源であり高い導電性を示す銅を用いた銅ナノワイヤ(Cu NWs)に着目した。Cu NWsの高密度膜は裏面電極として、低密度膜の場合には光透過性が向上し、透明導電膜として利用できる。当研究室の先行研究では、減圧濾過を基礎にしたナノワイヤの表面制御と膜形成から、熱処理等を必要とせず高性能な電極形成に成功している。ただし、減圧濾過の後、ナノワイヤ膜は基板への転写を必要とするが、ナノワイヤ膜と基板との密着性が乏しく、PSCsを形成するための塗布プロセスにおいて、ナノワイヤの剥離が課題であった。そこで、本研究では基板とナノワイヤ間に電池特性を阻害せず、塗布プロセスへの耐久性を向上可能なナノレベルの接着層を導入し、Cu NWs膜の特性、基板密着性、溶液への耐久性を評価した。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password