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[2401-08-06] (学生発表:修士課程)高解像度映像・ポリゴンモデルを利用した鉱山工学教育のための円筒型VRシアターシステムの開発
司会:才ノ木敦士(熊本大学)
キーワード:VR、鉱山工学教育、円筒型シアター、3D投影、ポリゴンモデル
鉱物資源の品位低下、深部化が進む世界の現鉱山においては、高い生産性・安全性、低い環境影響を実現する必要性がある。それを可能にするのが鉱山操業にICTを複合させたスマートマイニングである。その中でもVR(バーチャルリアリティー)を鉱山現場での教育・訓練に活用することが提案されている。例えば、実際にオーストラリアでは鉱山救護訓練のためにVRを活用している。しかし多くの場合はへッドマウントディスプレイが利用されており、個人のみの体験に限られる。本研究では円筒型VRシアターを開発し、ガイド者がいる環境で多数の受講者がVR体験を共有することを目的とする。当該VRシアターシステムの特徴として、6つのプロジェクターから円筒型スクリーンに高解像度の2D映像、トップボトム形式を用いた3D映像が投影される。さらに3次元形状をデータ化し、テクスチャを張り付けた3次元モデルを投影することで、自由な視点移動が可能となる。これらの仕組みにより高い没入感が生まれ、より現実に近い鉱山体験ができることが示唆された。また、資源分野だけではなく、医学、宇宙工学等多岐にわたる工学的利用を図った。
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