一般社団法人資源・素材学会 2023年度 春季大会

講演情報(2023年2月3日付 確定版)

一般講演

【一般講演】 開発機械/資源開発技術/資源経済と社会システム

2023年3月13日(月) 13:00 〜 15:40 第1会場 (6号館 1階 614)

司会:村上 拓馬(幌延地圏環境研究所),里見 知昭(東北大学)

15:20 〜 15:40

[1K0101-07-07] (学生発表:修士課程) モンテカルロDCF法による南鳥島レアアース泥開発の経済性評価

○山内 才蔵1、安川 和孝1、中村 謙太郎1,2、藤永 公一郎2,1、大田 隼一郎1,2、加藤 泰浩1,2 (1. 東京大学大学院工学研究科、2. 千葉工業大学次世代海洋資源研究センター)

司会:里見 知昭(東北大学)

キーワード:レアアース泥、海底鉱物資源、経済性評価、モンテカルロ法、DCF法

レアアースは様々な製品に不可欠な元素群であるが,供給国の偏りや変動の激しい価格など,不安定な要素を幾つも抱えている.そのため,レアアースの安定供給に向けて,新規レアアース資源の開発が重要な課題である.こうした中,高濃度のレアアースを含む深海堆積物「レアアース泥」が日本の排他的経済水域である南鳥島周辺海域に存在し,莫大な資源量を持つことが明らかとなっている.このレアアース泥の開発実現に向けた検討が,産官学の連携により進められている.特に,開発プロジェクトの経済性は,開発実現に向けて重要な検討事項である.しかしながら,前例のない海底資源開発においては,経済性評価における不確実性が大きい.そこで本研究では,南鳥島レアアース泥開発プロジェクトに係る収入および費用を推計し,それらの推計値を基にモンテカルロDCF法を実施する.モンテカルロDCF法とは,一般的な経済性評価手法であるDCF法において,収入・支出に影響するパラメータを確率的に変動させてプロジェクトの収益性を評価する手法である.本発表では,南鳥島レアアース泥開発の収益性および開発の実現に向けて鍵となる要素の確率統計的な評価を行う.

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