一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

講演情報(2024年2月2日付 確定版)

一般講演

【一般講演】岩盤工学/資源開発技術[3/19(火) AM 第1会場]

2024年3月19日(火) 09:10 〜 10:10 第1会場(6号館 2階 625)

司会:菅井 裕一(九州大学)

●岩盤工学:岩盤の力学特性,地山応力など、地下の岩盤の状態の把握に必要な基礎的な試験技術,解析技術、そしてこうした技術を用いたケーススタディについて議論を行う。

●資源開発技術:エネルギーや金属鉱物などの資源の開発に必要な上流から下流までの開発・生産の技術に関する科学的・技術的な現状および課題について議論を行う。

<発表時間20分中、講演15分、質疑応答5分/1件>

09:50 〜 10:10

[3K0101-03-03] 石炭地下ガス化における低品位炭による水素生成の可能性に関する研究

○入口 梨佳1[修士課程]、濵中 晃弘1、板倉 賢一2、笹岡 孝司1、島田 英樹1、児玉 淳一3、出口 剛太4 (1. 九州大学、2. 室蘭工業大学、3. 北海道大学、4. NPO法人 地下資源イノベーションネットワーク)

司会:菅井 裕一(九州大学)

キーワード:石炭地下ガス化、石炭品位、AE、水素生成

近年,世界的に水素エネルギーの需要が高まっている。石炭地下ガス化(Underground Coal Gasification: UCG)は石炭層に注入孔および生産孔を穿ち,地下の未採掘の石炭資源を原位置で直接ガス化することで水素,一酸化炭素などの可燃性ガスとしてエネルギーを回収する方法である。UCGでは水蒸気を注入剤として石炭をガス化することで水素成分を多く回収することができる。しかしながら,効率的な水素生成に関して,石炭の品位がUCGに及ぼす影響は明らかになっていない。以上より,本研究では,高品位炭(瀝青炭)および低品位炭(褐炭)の加熱実験により石炭の品位が破壊音(AE: Acoustic Emission)と生成ガスの発生に及ぼす影響を把握し,UCGにおける低品位炭による水素生成の可能性を検討した。

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