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[2107-24-14] 多重反射波の利用とリバースタイムマイグレーションによるトンネル切羽前方の高精度イメージング
司会:鳥屋 剛毅(秋田大学)
キーワード:トンネル切羽前方探査、リバースタイムマイグレーション
トンネル切羽前方探査は施工中の事故を未然に防ぐための重要な調査である。しかし、掘削開始時は地表面が近いため多重の反射波が発生し、切羽前方地質の高精度な予測が難しい。従来のイメージング手法では、これら多重反射波の伝播経路を考慮せずにイメージングを行っていた。一方、多重反射波を考慮することで地下構造推定精度が改善されるという報告がされている。そこで本研究では、観測記録を受信器位置から時間反転させて逆伝播させることでマイグレーションを行うReverse Time Migration(RTM)をトンネル切羽前方地質推定精度を向上させることを目的とした。数値実験により得られた人工データに対して提案手法を適用し、その結果を従来法と比較することで、提案手法の優位性を検証する。
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