第59回日本神経学会学術大会

セッション情報

シンポジウム

[S-27] 新しい中枢神経刺激治療法 現状と未来

2018年5月25日(金) 13:45 〜 15:45 第7会場 (ロイトン札幌1F キャッスル)

座長:榎本 博之(福島県立医科大学医学部神経内科講座), 長峯 隆(札幌医科大学医学部神経科学講座)

現代医療において薬物療法や手術療法が治療の主役であることは明らかであり、神経疾患領域でもパーキンソン病など薬物療法が大いに進歩した領域が存在している。しかし、これらの疾患においても、治療法はこれで十分かと言われると、残念ながら長期間の治療における副作用の問題などがあり、すべてが解決済みとは言い難い。そこで、副作用が少なく、より低侵襲な治療法が望まれている。これらのニーズに対して近年の工学的な進歩も相まって低侵襲な中枢神経刺激手段による治療法の開発が進んでいる。ここでは、4つの中枢神経刺激治療法を紹介し、会員に対してより新しい治療選択枝への理解を深めていただく事を目的として本シンポジウムを企画した。