[S-03-4] 経頭蓋磁気刺激・経頭蓋直流電気刺激のリハビリテーション治療への応用
近年,脳機能解析技術による機序解析や医療機器開発が進んだこと新規neuromodulationの神経疾患への臨床応⽤が期待されている。⾮侵襲脳刺激法として、反復経頭蓋磁気刺激や経頭蓋直流電流刺激に加え,デコーディッドニューロフィードバックなどの脳科学に基づいた⼿法も開発されている。対象疾患としても非侵襲的脳刺激法による脳可塑性誘導がパーキンソン病、脳梗塞など神経疾患の治療に応用されるようになったが、さらに新しい非侵襲的脳刺激の手法をリハビリテーションと組み合わせた臨床効果の向上や、これまで治療困難であった疾患への応用も期待されている。また大脳でなく脊髄に可塑性を誘導するで神経疾患の運動症状を改善する新しい治療法の試みもある。多くの脳神経内科医師には馴染みの薄い領域であるが、⾮侵襲脳刺激法に関わる脳内回路のメカニズムに関する理解を深めることができるセッションである。
平成5年3月 福井医科大学卒業
平成5年4月 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室入局
平成14年4月 Institute of Neurology (London, UK) Research Fellow (Prof. John Rothwell)
平成15年4月 国立東埼玉病院リハビリテーション科医長
平成17年9月 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室専任講師
平成26年4月 東海大学医学部専門診療学系リハビリテーション科学准教授
平成29年1月 順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学 教授
主な免許、資格
博士(医学)(平成14年 慶應義塾大学)
日本リハビリテーション医学会認定臨床医、日本リハビリテーション医学会専門医、日本リハビリテーション医学会指導医、義肢装具等適合判定医、身体障害者福祉法第15条指定医、日本臨床神経生理学会専門医(筋電図・神経電伝導検査)、障がい者スポーツ医、義肢装具専門医
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。