[SS-05] 学会プレジデントに聞く－今からでも遅くない、そして臨床経験を積んだ今だからこそ、基礎研究をやってみよう

[SS-05-1] 基礎研究の魅力

戸田 達史 (東京大学大学院医学系研究科・神経内科学)

神経学を学ぶ臨床医にとって、基礎研究の一端を学ぶことは、将来の臨床に大きな影響を与える。疾患の発症機序、治療薬の選択、世界の動向なども目にすることによりより一層新たな視点で診療ができるようになる。実際には、忙しい臨床の中で基礎研究に触れることは少なくない。今回は、日本神経科学学会、日本神経化学会と日本神経学会の共催セミナーを開催し、それぞれのプレジデントにご後援を頂き若手研究者との討論会も企画する。それぞれ、最新のトピックスについても紹介する。神経学会将来構想委員会共催。

昭和６０年　東京大学医学部卒業、内科研修後
昭和６２年　東京大学医学部　脳研神経内科・医員
昭和６３年　国立療養所下志津神経内科・医師
平成元年　東京大学医学部　脳研神経内科・医員
平成６年　東京大学大学院医学系研究科　人類遺伝学・助手
平成８年　東京大学医科学研究所　ヒトゲノム解析センター・助教授
平成１２年　大阪大学大学院医学系研究科　臨床遺伝学・教授
平成２１年　神戸大学大学院医学研究科　神経内科学／分子脳科学・教授
平成２９年　東京大学大学院医学系研究科　神経内科学・教授
平成３０年　日本神経学会　代表理事

日本学術会議会員
Journal of Human Genetics編集委員
日本神経学会代表理事、日本小児神経学会理事、日本人類遺伝学会理事長補佐、日本筋学会理事、日本内科学会評議員
平成１１年　日本人類遺伝学会・学会賞
平成１３年　長寿科学振興財団・財団会長賞
平成１４年　第１回日本神経学会・学会賞
平成２０年　朝日賞
平成２１年　文部科学大臣表彰
平成２４年　時実利彦記念賞
平成２９年　日本学士院賞
を受賞