第61回日本神経学会学術大会

講演情報

シンポジウム

[S-10] シンポジウム10
パーキンソニズムを呈する神経疾患の画像診断

2020年8月31日(月) 13:30 〜 15:00 第06会場 (岡山コンベンションセンター 2F レセプションホール)

座長:下濱 俊(札幌医科大学医学部神経内科学講座),羽生 春夫(東京医科大学高齢総合医学分野)

[S-10-2] 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症の画像診断

山崎 峰雄 (日本医科大学千葉北総病院 脳神経内科)

臨床的に1)四肢の筋固縮、2)安静時振戦などの不随意運動、3)寡動や無動、4)姿勢保持反射障害の一つまた複数の症状を呈する状態をパーキンソニズムとよんでいるが、その基礎疾患は実に様々である。画像診断が鑑別上重要となるのは、神経変性疾患ではパーキンソン病・レビー小体型認知症、進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy:PSP)、大脳皮質基底核変性症(corticobasal degeneration:CBD)、多系統萎縮症(multiple system atrophy:MSA)の中でもパーキンソニズムが前面に立つMSA-Pなどがあり、非神経変性疾患では脳血管性パーキンソニズムや正常圧水頭症などがある。 本シンポジウムでは、パーキンソニズムを呈する神経疾患の画像診断について議論する。

photo/S-10-2.jpg
1987年 日本医科大学医学部卒業、同第2内科入局
1989年 東京都多摩老人医療センター神経内科医員
1991年 東京大学脳研究施設神経内科客員研究員
1993年 東京都神経科学総合研究所神経病理研究部門流動研究員
1997年 柏水会初石病院神経内科
2005年 日本医科大学第2内科講師
2010年 日本医科大学内科学(神経・腎臓・膠原病リウマチ内科学)准教授
2014年 日本医科大学千葉北総病院 神経・脳血管内科部長
2018年 日本医科大学内科学(神経内科学)教授

所属学会
日本神経学会 (専門医、指導医、代議員)
日本認知症学会(専門医、指導医、評議員、試験検討小委員会委員)
日本脳卒中学会 (専門医、評議員)
日本神経病理学会 (評議員)
日本脳循環代謝学会(評議員)
日本神経治療学会(評議員)
日本内科学会 (認定医、指導医)

抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。

パスワード