[S-45-1] Tractographyの可能性
第59回総会ではmultimodalityの観点から、第60回総会ではArtificial Intelligence (AI)とbig dataの観点から、precision medicineに神経画像がどれだけ実際の臨床において有用かについてこれまでの知見をまとめ、神経画像の今後の可能性・課題に関してシンポジウムの場を通じて議論を継続してきた。その答えを出すことはまだできていないが、PET、SPECT、MRI、MRSなどに関して個別のさらに深い議論が必要と思われる。その中でもまずは、最も実際の臨床に身近であるMRIに焦点を絞り、structural MRIとdiffusion MRI、正に臨床応用が始まったところの最新の撮影法、ヒトへの知見の応用が期待されるnon-human primateのfunctional MRI研究を中心とした講演を基盤として、最新のマシーン、解析法などを用いた病態解明とこれからの臨床応用の可能性について探っていきたい。
平成15年 徳島大学医学部医学科卒業
平成15年 財団法人田附興風会医学研究所北野病院内科 研修医
平成17年 財団法人田附興風会医学研究所北野病院神経内科 レジデント
平成18年 徳島大学医学部附属病院神経内科 医員兼大学院生
平成23年 The Feinstein Institute for Medical Research, Center for Neurosciences,
Postdoctoral Research Fellow (Neuroimaging laboratory, Dr. David Eidelberg)
平成26年 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部臨床神経科学分野 助教
平成27年 徳島大学大学院医歯薬学研究部臨床神経科学分野 助教
(現在に至る)
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。