[SY3] シンポジウム3
診療看護師（JNP）導入による働き方改革への効果

2022年10月7日(金) 11:00 〜 12:30 第5会場 (熊本城ホール 3階会議室A3)

座長 : 久保徳彦（NHO 別府医療センター総合診療科医長）、忠雅之（NHO 東京医療センタークリティカルケア支援室診療看護師）

本邦では少子高齢化により生産性人口の減少する中、医療界では、医師不足・偏在、医師の労働時間制限など、医師のマンパワー不足が大きな問題として取り上げられている。医療の働き方改革では、持続可能な医療提供体制を整えるとともに経済成長が期待できる体制が求められており、医師の労働を最小限に抑えながらも、安全で効率的な新しい医療システムの確立が必要と考える。昨年、JNPを診療科に組み込むことで診療生産性向上の示唆が報告された。また、診療看護師（JNP）導入による医療の質の安全性やケアの質向上の報告も散見される。これらの報告を根拠に、2024年度の医師の働き方改革を目前に控えた今後の国立病院機構の医療体制を安全に維持し、病院への経済効果をもたらす存在として、JNPを組み込んだ医療体制の推進を提案したい。

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11:00 〜 11:10

[シンポジウム3-1] 働き方改革時代に診療看護師（JNP）をどう育成していくか
長崎医療センターでのJNP大学院卒後研修の新たな取り組み

^○伊藤健大¹, 中原未智¹, 森塚倫也¹, 津野崎絹代¹, 本田和也², 高松三穂子³, 本村秀樹⁴ (1.NHO 長崎医療センター統括診療部診療看護師（JNP）, 2.NHO 長崎医療センター教育センター副看護師長, 3.NHO 長崎医療センター教育センター係長, 4.NHO 長崎医療センター統括診療部長)

11:10 〜 11:20

[シンポジウム3-2] 麻酔科における診療看護師導入による働き方改革への効果

^○川村知也 (NHO 東京医療センタークリティカルケア支援室)

11:20 〜 11:30

[シンポジウム3-3] 医師からタスクシフトした診療看護師の活動

^○国島正義 (NHO 呉医療センター救急科)

11:30 〜 11:40

[シンポジウム3-4] 不整脈診療における診療看護師（NP）によるタスクシフトの有用性

^○長澤領, 佐々木毅, 下里光, 田原智大, 瀬上将太, 早坂和人, 渡辺敬太, 白井康大, 清水茂雄 (NHO 災害医療センター循環器内科不整脈センター)

11:40 〜 11:50

[シンポジウム3-5] 診療看護師（JNP）は組織の課題にどのような成果をもたらしたか

^○宮下郁子 (NHO 四国こどもとおとなの医療センター救急科)

11:50 〜 12:00

[シンポジウム3-6] NHOにおける医師の働き方改革推進に向けたJNPの活用方法の考察

^○森寛泰^1,2, 山口壽美枝^1,2, 竹本雪子^1,2, 福田寿代^1,5, 本持知子^1,4, 近藤信吾^1,6, 中村泉美^1,2,7, 勝田充重², 大西光雄³, 中島伸² (1.NHO大阪医療センター診療部チーム医療推進室, 2.NHO 大阪医療センター総合診療科, 3.NHO 大阪医療センター救命救急センター, 4.NHO 大阪医療センター外科, 5.NHO 大阪医療センター集中治療部, 6.NHO 大阪医療センター循環器内科, 7.NHO 大阪医療センター心臓血管外科)