第76回国立病院総合医学会

セッション情報

シンポジウム

機構本部企画

[SY34] シンポジウム34
NHO研究ネットワークグループの活動とNHOブランディングへの貢献

2022年10月8日(土) 10:00 〜 12:00 第6会場 (熊本城ホール 3階会議室A4)

座長 : 岡田靖(NHO 本部総合研究センター 臨床研究支援部 部長)、齋藤俊樹(NHO 本部総合研究センター 臨床研究支援部 品質管理室長)

本シンポジウムの目的は、各ネットワークグループより、臨床試験活動についての「Presence」を、まずは内部のNHO病院長の先生方を始めとするNHOのすべての職員に対して示すことです。ネットワークの研究活動や医学への貢献を知っていただくことで、研究活動の意義に対する理解が深まり、病院の臨床研究活動も含めた「Branding」を行う研究熱意のある職員が一人でも増えてくださることが病院の情報発信力を高め、これにより病院の「Marketing」活動も高まることを目的とします。国立病院機構は、明治時代から戦後までに全国に開設された陸海軍病院や結核療養所由来の旧国立病院・国立療養所を引き継ぐ形で2004年独立行政法人として発足しました。医療の提供、臨床研究の推進、医療従事者の育成から成る3つの使命をもち、140医療機関を統括運営しています。国立病院機構は、他の医療機関にはない圧倒的な臨床研究基盤があり、これを活かす以下の潜在的機能が存在し、Evidence levelの高い臨床研究、介入研究、大規模研究の実行可能性を有しています。1. 医師数 約6,000名…Key Opinion Leader(KOL)と呼ばれる各疾患領域のエキスパートの存在 2. 病床数 約50,000床…高い症例集積、リクルート力 3. 18疾患領域の研究ネットワーク…各グループリーダーの設置と、国立病院機構外の医療機関との連携により、大規模臨床試験の推進、リクルート体制を確立 本シンポジウムが、臨床試験に関与するすべてのNHO職員にて、ポジティブな情報を提供し、明日からの活力になることを希望しています。