第59回日本小児神経学会学術集会

セッション情報

委員会主催セミナー

てんかん、けいれん

[GGS1] 小児けいれん重積治療ガイドライン策定WG主催セミナー けいれん重積治療の現状と課題

2017年6月16日(金) 14:10 〜 15:10 第8会場 (10F 会議室1006-7)

座長:前垣義弘(鳥取大学医学部附属病院脳神経小児科), 林北見(東京女子医科大学八千代医療センター神経小児科)

【ねらい】
けいれん重積状態は,小児救急医療の中で高頻度に遭遇する症候であり,速やかにかつ安全に対応することが求められている.しかし,従来の治療指針は海外の知見をもとに現場の裁量で判断している部分が大きく,日本での治療薬選択肢などの実情を踏まえた,共通の見解が得られているとは言えない点があった.初期治療から難治性病態に至る治療ステージに対応した治療指針について,小児神経学会ガイドライン策定委員会で作成したガイドラインに基づいて,現状と課題について解説する.