若宮英司1, 田中啓子2, 畑中マリ3 (1.Department of Nursing, Faculty of Health Science, Aino University, Ibaraki, Japan, 2., The Department of Pediatrics, Seikeikai Hospital, Osaka, Japan3.Department of Pediatrics, Osaka Medical College, Osaka, Japan)
セッション情報
実践教育セミナー
学習障害
[JKS3-2] 実践教育セミナー3
第2回LD診療セミナー(後半) グループディスカッション
2017年6月17日(土) 14:30 〜 17:10 第5会場 (10F 会議室1008)
ファシリテーター:若宮英司(藍野大学医療保健学部看護学科), 田中啓子(清恵会病院小児科), 畑中マリ(大阪医科大学小児科)
【ねらい】
学習障害(LD)は自閉症スペクトラム障害,注意欠陥多動性障害にくらべ,DSM—Vで定義される発達障害の中でも,概念が医療者の間でも理解が不十分な問題です.学習の問題は,学校で対応してもらうことであると考えられてきましたが,学校での合理的配慮が法律で認められたことにより,学習の困難さを呈している児の原因を評価し,診断することが医療者にも必要とされてきています. 本セミナーでは,子供たちの学習の問題につながっている原因にどのようなものがあり,診断,支援にどのようにしてつなげていくのかを,講演(6月14日プレコングレス)と模擬事例(6月17日ポストコングレス)を通して体験していただくことを目的としています. (なお,本セミナーの内容は,第1回と同じ内容となります)