第59回日本小児神経学会学術集会

セッション情報

実践教育セミナー

緩和ケア

[JKS4] 実践教育セミナー4
小児神経科医に知ってほしい「小児緩和ケアのエッセンス」

2017年6月14日(水) 12:00 〜 15:00 第8会場 (10F 会議室1006-7)

座長:吉良龍太郎(福岡市立こども病院小児神経科), 岡崎伸 (大阪市立総合医療センター小児神経内科)

【ねらい】
緩和ケアは終末期ケアのイメージがありますが,緩和ケアの本質的なメッセージは生命を脅かす疾患に罹患するこども・家族の「生を支える」ことにあります. 生命を脅かす神経疾患の多くは長く不安定な病気の軌跡を辿るため「生を支える」緩和ケアの考え方はこどもと家族に寄り添い時間をともにする際にとても大切になります. この実践教育セミナーでは,小児科医のための緩和ケア教育プログラム(CLIC)に長く関わってきたメンバーが特に小児神経領域で必要な緩和ケアの考え方についてお伝えします. 2016年にも同様のセミナーを行いましたが,今回はさらに中身を検討しリニューアルしておりますので再度の受講も歓迎いたします. この実践教育セミナーを通じて,小児緩和の体系的なアプローチ学び,現場に持ち帰り実践につなげて頂ければ幸いです.