船曳康子 (京都大学大学院人間・環境学研究科)
セッション情報
シンポジウム
ADHD
[S1] シンポジウム1
ADHDの診断と治療評価に,画像・尺度調査をどのように活用するか?
2017年6月15日(木) 09:10 〜 11:10 第2会場 (小ホール)
座長:古荘純一(青山学院大学教育人間科学部), 相原正男(山梨大学大学院総合研究部)
【ねらい】
本シンポジウムは,ADHDの診断,支援にかかわっている医療関係者を対象として,各検査で評価できる内容を正しく知り,それを利用することで,個別の臨床的特徴を把握し,新たな疾患概念や治療指針の構築につなげていくことを目的として,企画した.4名のシンポジストに,MSPA(発達障害者の特性別評価法),DNCAS(Das—Naglieri Cognitive Assessment System),QOL評価,NIRSを用いた評価,について講義をお願いする.ADHDの治療の目標は単にADHDの中核症状を軽減するのではなく,生活全般の支援を行うことである.これらの複数の検査手法を用いて,個々の支援ニーズを把握することで,明日からの臨床,子どもの支援につながることを期待したい.
山下裕史朗 (久留米大学医学部小児科学講座)
佐野史和1, 金村英秋1, 相原正男2 (山梨大学医学部小児科1, 山梨大学大学院総合研究部2)
根來秀樹 (奈良教育大学教職開発講座障害児医学分野)