第59回日本小児神経学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

神経筋疾患

[S7] シンポジウム7
小児慢性特定疾病としてのDuchenne型筋ジストロフィー

2017年6月15日(木) 13:50 〜 16:50 第7会場 (10F 会議室1004-5)

座長:松尾雅文(神戸学院大学総合リハビリテーション学部理学療法学科), 石川悠加(国立病院機構八雲病院小児科)

【ねらい】
Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)の診療では,小児科医の関わりが少ないという問題点があげられる.たとえ診療の機会があったとしても,すぐに専門施設に紹介され,診療に小児科医の知識が活用されていない.DMDの生命予後が延びる中,初期診療として小児科の役割は極めて重要である.そのため,専門施設と連携しながら,小児科の先生方がこの患者さん達を避けることなく,安心してフォローできる情報を伝えることが重要だと考え,このシンポジウムを企画しました.このシンポジウムでは,小児期にDMDの診療上に知っておくべきこととして,診断の進め方,遺伝子診断と遺伝相談,運動・呼吸・心臓リハビリテーション,発達障害について話をしていただきます.