日本薬学会第141年会(広島)

セッション情報

一般シンポジウム

[S10] 感染症に対するワクチン開発研究の最前線

2021年3月27日(土) 15:45 〜 17:45 [C会場] 講演会場C (オンライン)

オーガナイザー:吉岡 靖雄(阪大先導)、國澤 純(医薬健栄研)

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう昨今、感染症に対するワクチン開発の重要性が再認識されている。特に、新型コロナウイルスに対するワクチン開発においては、不活化ウイルスや組換え蛋白質を用いた従来までのワクチンのみならず、DNA、mRNAやウイルスベクターを用いた新たなタイプのワクチン開発も、産官学を問わず精力的に進められている。一方で、ワクチン効果の増大や副反応の回避が必須となる事例も多く、適切なワクチン抗原の選定、抗原送達キャリアやワクチンアジュバントの新規開発、副反応の予測など、ワクチン学のさらなる推進が必要不可欠となっている。そこで本シンポジウムでは、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、HTLV、HIVに対するワクチン開発の現状と共に、アジュバントの新規開発やmRNAワクチンなどについて、第一線の先生方にご講演頂き、ワクチン開発における現状の課題と今後を議論したい。特に、新型コロナウイルスに対するワクチンは、日本薬学会員の知識・技術を総動員すべき開発研究であり、活発な議論により日本発のワクチン開発が加速するものと期待している。

オーガナイザー挨拶:吉岡 靖雄(阪大先導、阪大微研、一財)阪大微研、阪大院薬、阪大MEI) (15:45 〜 15:50)

総括:國澤 純(医薬健栄研) (17:40 〜 17:45)

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