日本薬学会第141年会(広島)

セッション情報

一般シンポジウム

[S08] ハイブリッド触媒

2021年3月27日(土) 13:15 〜 15:15 [G会場] 講演会場G (オンライン)

オーガナイザー:金井 求(東大院薬)

 有機合成化学は有機分子を設計、供給、改良できるので、あらゆる創薬モダリティにおける学術と技術の基盤となりうる。有機合成化学の中でも特に触媒化学と天然物合成化学は、我が国が世界に伍して領域を先導して行ける基礎科学分野の双璧である。薬学・創薬の源流の一つとして位置づけられる有機合成化学の最新の研究成果を、その楽しさとともに広く共有すべく、本シンポジウムを企画した。
 近年、独立した機能を有する複数の触媒を組み合わせることで、従来は不可能であった極めて効率の高い有機合成反応を開発して行く潮流、すなわちハイブリッド触媒の概念が生まれている。ハイブリッド触媒の創出により、従来のレトロシンセシスを根本的に転換・進化させる有機合成経路の選択が可能となって来ている。今回のシンポジウムでは、ハイブリッド触媒の考え方を軸に、触媒化学と天然物合成化学における第一線を担う研究者を一堂に会し、その最新の成果を発表・議論する。薬学の基幹である有機合成化学における新潮流を、学生を含めた多くの薬学研究者と共有する機会になることを期待している。

趣旨説明:金井 求(東大院薬) (13:15 〜 13:20)

まとめ:金井 求(東大院薬) (15:05 〜 15:15)

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