日本薬学会第141年会(広島)

セッション情報

一般シンポジウム

[S33] 中分子創薬研究のフロンティア:〜生体分子を標的とした機能性ペプチドの創製〜

2021年3月29日(月) 10:00 〜 12:00 [C会場] 講演会場C (オンライン)

オーガナイザー:河野 健一(京大化研)、中瀬 生彦(阪府大院理)

 ペプチドを基盤とした中分子創薬の発展は目覚ましく、標的分子への高い結合力と特異性に加えて膜透過性を有している事から、低分子医薬品と抗体医薬品が不得意とする領域を補完する重要な役割を担っています。現在上市されている主なペプチド医薬品は生理活性物質が中心ですが、薬物送達の観点で特定分子への標的機能を付加した機能性ペプチドの研究も盛んに行われています。機能性ペプチドは種々の生体分子が共存する分子夾雑空間でも標的分子を高度に認識する能力があり、構成するアミノ酸の種類や配列の違いにより多種多様な機能を発揮します。機能性ペプチドと薬物を組み合わせる事で、目的とする薬効発揮のための標的部位への特異的な薬物送達と、無駄を省いた薬物活性の高効率化が期待されます。本シンポジウムでは、新たな視点と発想に基づく標的型機能性ペプチドの開発とその応用研究について議論していきます。

オーガナイザー挨拶・趣旨説明:河野 健一(京大化研) (10:00 〜 10:05)

総括:中瀬 生彦(阪府大院理) (11:55 〜 12:00)

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