日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S47] 若手による薬学的視点からの保健機能食品研究

2023年3月27日(月) 13:50 〜 15:50 [G2会場] 学術交流会館 小講堂 (1F)

オーガナイザー:長野 一也(和歌山県医大薬)、内山 博雅(大阪医薬大薬)

近年の健康に対する意識の高まりも相まって、特定保健用食品や機能性表示食品といった保健機能食品が注目されている。このような背景から、年々、その開発件数は増加の一途をただっているものの、ずさんな開発は、健康被害をも引き起こしており、昨年度、食品衛生法の改正に至っている(特別な注意を必要とする成分を含んだ食品における健康被害情報の届出の義務化)。したがって、超高齢社会を迎え、健康寿命の延伸が課題となっている本邦では、高品質な保健機能食品の開発が求められている。
そのためには、単に、食経験を有した生理活性物質を生体に投与して、機能を解析することに留まらず、薬学的な視点から、製剤加工による機能性の向上や物理化学的特性の理解、投与後の体内動態、安全性評価、機能発現機序の解明などを通じ、その品質担保が重要である。
そこで本研究では、これらの視点で、高品質な保健機能食品の開発を目指している若手の先生方に薬学的視点から講演頂き、今後の保健機能食品の開発のあり方について、議論させて頂きたい。

オーガナイザー挨拶・趣旨説明:内山 博雅(大阪医薬大薬) (13:50 〜 13:55)

総括:長野 一也(和歌山県医大薬) (15:45 〜 15:50)

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