日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S56] ウィズコロナ・ポストコロナ時代に対応した薬学教育手法のパラダイムシフト
―デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用した臨床準備教育の進展―

2023年3月28日(火) 14:00 〜 16:00 [A会場] 高等教育推進機構 大講堂 (N棟1F)

オーガナイザー:武田 真莉子(神戸学院大薬)、三原 潔(武蔵野大薬)

今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療系人材育成を行う大学では、臨床現場で行われる実習が中止または縮小されるなど、実習機会に大きな制限がかかった。薬学においても同様で、臨床実習ならびに調剤技術や患者応対方法を修得する臨床準備教育が多大な影響を受けた。一方、そのような制限を受けながらも、薬学生を育成する大学は、独自に様々な工夫をしながら教育の質や量を低下させることなく実践形式の学習機会を作り、薬剤師業務に必要とされる技能の修得を図ってきたと考えられる。今後はその経験を基盤として、ウィズコロナ・ポストコロナ時代に対応した実習へとさらに進化を図ることが期待され、新たな技術の開発・導入の試みが益々活発になるものと考えられる。そこで、本シンポジウムでは、昨今、目覚ましい発展を遂げているデジタルトランスフォーメーション(DX)等の技術を、いち早く臨床準備教育の実技科目や講義に取り入れて、すでに実践もしている大学の事例を紹介し、医療人材育成におけるDX技術の現在の進捗や課題、今後の展開などを議論することで、DX技術を活用した薬学教育現場の未来を展望することを目的とする。

オーガナイザー挨拶:武田 真莉子(神戸学院大薬) (14:00 〜 14:01)

総括:三原 潔(武蔵野大薬) (15:57 〜 16:00)

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