第21回日本蛋白質科学会年会

セッション情報

ワークショップ

[WS6] タンパク質の液液相分離―計測、制御、応用―

2021年6月17日(木) 18:00 〜 20:30 チャンネル2

オーガナイザー:鎌形 清人(東北大学)、亀田 倫史(産業技術総合研究所)

タンパク質の「液液相分離」とは、分子が分散している液相の中で、分子が密に集合した液相(ドロップレット)を形成する現象である。近年、様々なタンパク質が、この液液相分離を利用し、それらの機能を制御していることが明らかとなってきた。本ワークショップでは、NMR、圧力、一分子計測、分子動力学などの物理化学的な手法を用いて、「液液相分離」の本質に迫ろうとしている研究者に講演をお願いした。さらに、添加剤による液液相分離の制御や液液相分離を利用した応用研究についても紹介していただく。