○田中 輝明 (KKR札幌医療センター 精神科/緩和ケア科)
セッション情報
シンポジウム
[S_22] 怒りのアセスメント
座長:小早川 誠(広島市立病院機構 広島市立安佐市民病院 精神科),松井 優子(公立小松大学)
小早川 誠 利益相反1~10:該当なし
松井 優子 利益相反1~10:該当なし
がん診療において、患者やその家族が怒りを表出することは少なくなく、しばしば医療者はとまどいを感じることがあります。怒りの背景を評価することは患者の支援につながるものと考えられますが、病気に関する不安や病気がもたらす不全感等から生じる正常反応だけではなく、せん妄や認知症、脳転移等の器質的な要因や、双極性障害や統合失調症、さらにはパーソナリティーの問題による易怒性も関係していることがあります。したがって包括的な評価が必要と考えられ、各類型別に評価法やポイント、対応について論ずることを目的に、このたび本シンポジウムを企画しました。
○岡島 美朗 (自治医科大学附属さいたま医療センター)
○谷向 仁1,2 (1.京都大学大学院医学研究科, 2.京都大学医学部附属病院 緩和ケアセンター/緩和医療科)