○成田 年1,2 (1.星薬科大学 薬理学研究室, 2.国立がん研究センター がん患者病態生理研究分野)
Session information
シンポジウム
[S_7] がん疼痛に対する鎮痛補助薬を化学的に究明する
座長:上園 保仁(東京慈恵会医科大学 疼痛制御研究講座),田上 恵太(東北大学大学院 医学系研究科緩和医療学分野)
上園 保仁 利益相反1~10:利益相反開示事項4(株式会社ツムラ、クラシエ薬品株式会社)6(株式会社ツムラ、第一三共株式会社、マルホ株式会社、クラシエ製薬株式会社 研究費区分:共同研究)8(第一三共株式会社、株式会社バイオミメティクスシンパシーズ)、左記以外は該当なし
田上 恵太 利益相反1~10:該当なし
オピオイドを主体としたがん疼痛の症状緩和のスキルはPEACEプロジェクトなどを通し均霑化されてきています。しかし十分なオピオイドの調整を行っても症状緩和が得られない難治性のがん疼痛は未だ多く存在し、患者さんは勿論のこと、我々医療者を悩ませています。実臨床においては鎮痛補助薬が用いられることが多いものの、がん疼痛に対する鎮痛補助薬のエビデンスレベルは乏しいのが現状であり、その中でも数少ないエビデンスを主体に症例報告、そして慢性痛や基礎研究での知見を応用して治療にあたっていることが多いと思われます。 近年本邦においても鎮痛補助薬の臨床研究が進み、またがん疼痛に対する慢性痛や基礎研究の臨床応用に関する新たな見解も述べられてきています。本シンポジウムでは「がん疼痛と鎮痛補助薬の関係」をより良いものにしていくため、あらゆる方向からアセスメントして参ります。 会場の皆様もどうかご一緒に!
○岩崎 創史 (札幌医科大学)
○田上 恵太 (東北大学大学院 医学系研究科 緩和医療学分野)
○松岡 弘道1, 岩瀬 哲2, 宮路 天平3, 川口 崇3, 有吉 恵介3, 小山田 隼佑3, 山口 拓洋3, 石木 寛人4, 蓮尾 英明5, 松田 能宣6 (1.国立がん研究センター中央病院, 2.埼玉医科大学緩和医療科, 3.NPO法人JORTC, 4.国立がん研究センター中央病院緩和医療科, 5.関西医科大学附属病院心療内科, 6.近畿中央呼吸器センター心療内科)
○川原 玲子1,2, 竹野 伸洋2, 柴田 直樹2, 水野 俊美2, 大友 陽子2, 三澤 貴代美2, 佐伯 吉規1,2, 星野 奈月1,2 (1.がん研究会有明病院, 2.がん研究会有明病院 がん治療支援緩和ケアチーム)