○上園 保仁1,2 (1.東京慈恵会医科大学疼痛制御研究講座, 2.国立がん研究センター中央病院支持療法開発部門)
セッション情報
シンポジウム
[S_J] カンナビノイドの基礎知識とカンナビノイド医薬品の臨床研究を取り巻く規制と課題
座長:津谷 喜一郎(東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学・東京有明医療大学保健医療学部)
津谷 喜一郎 利益相反1~10:該当なし
日本未承認のnabixinolやmedical cannabis (≒カンナビノイド医薬品)は、主に欧米で承認またはコンパッショネート使用として、標準治療では対応困難ながん性疼痛などに、緩和ケアや支持療法として用いられています。一方、日本では大麻取り締まり法(1948年公布)第4条により、大麻から製造された医薬品の人への施用は禁止され、臨床試験が実施されず、臨床系学会ではトピックとして取り上げられず、医療関係者や患者などに正しい知識が浸透していません。本シンポジウムの目的は、カンナビノイド医薬品の日本・世界での現状を正しく認識し、日本での臨床試験/使用へ向けての課題を明らかにすることです。
○宮路 天平1,2 (1.東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座, 2.国立がん研究センター中央病院支持療法開発部門)
○山口 重樹1, 山中 恵里子1, 山田 恵子2 (1.獨協医科大学医学部麻酔科学講座, 2.マギル大学 心理学科)