緩和・支持・心のケア 合同学術大会2020

講演情報

PAL

[PAL_3] PAL退院前模擬カンファレンス

座長:渡邊 清高(帝京大学医学部 内科学 腫瘍内科)
梅田 恵(昭和大学 保健医療学部看護科)

渡邊 清高 利益相反1~10:該当なし
梅田 恵 利益相反1~10:該当なし

[PAL_3-1] 登壇者

牧 克仁1西森 久和2市原 香織3宇野 さつき4松本 陽子5野田 真由美6 (1.昭和大学病院 総合サポートセンター、2.岡山大学病院 血液・腫瘍内科、3.京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 博士後期課程、4.カイロス・アンド・カンパニー株式会社、5.NPO法人 愛媛がんサポートおれんじの会、6.NPO法人 支えあう会「α」)

病院から自宅または介護施設などへ退院し、在宅訪問診療、看護や介護を受けるとき、医療やケアが途切れることなく円滑に移行できることは、大切なことです。そのために、入院中の担当医・看護師はじめ病院のスタッフが、在宅医療を担うことになる医療機関の医療従事者とともに、退院前にカンファレンスを実施することがあります。このカンファレンスには、患者さんの意向を反映させるため、患者さんやご家族に出席をお願いすることがあります。

医療と在宅との連携、包括的で連続的なケアの提供を目指して、退院前カンファレンスを行うことが増えてきています。一方で、ご家族やご本人など当事者の参加の機会が少ないのではないか、など、課題も指摘されています。PALの皆さまにおいては、こうしたカンファレンスの存在を初めて耳にした方もいらっしゃることでしょう。
今回のPAL退院前模擬カンファレンスは、PALに参加くださった皆さまに、このカンファレンスを模擬体験していただきたいと考え、企画しました。開催形式が完全ウェブ形式となったことを踏まえ、シナリオの事前の動画視聴、テレビ会議システムを用いたグループワークやディスカッションなど、新たな試みを盛り込んでいます。また、テレビ会議システムが初めての方、利用に不安がある方向けに、接続テストの機会を設けています。ウェブ形式の開催のため不具合がある可能性はありますが、ワーキンググループ一同最善の準備を行って参りますので、ご理解いただきまして、当日に向けたPALの皆さまのご参加、ご協力をお願いいたします。一般参加者の方も傍聴いただけます。ぜひ議論にご参加ください。

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