13:40 〜 13:50
[TK26] 補聴器技術のイヤホンへの応用
広尾学園高校
受付番号:100084
分野:その他(工学)
研究方法:シリコン樹脂で耳型を採取する。口の開閉で、2パターンの状態でイヤホンの型を作る。この耳型をもとにして、ケースを紫外線硬化樹脂で作る。レシーバーをシェル内に組み込み、イヤホンを作製する。イヤホンの左右の周波数特性を測定する。結果:シェルに関しては、口を閉じた時よりも開けた状態で採取した耳型のほうが外耳道が太くなり、密閉性が高まった。気導だけではなく骨導による音伝達も加わって大きく聞こえた。また、イヤホンの音口から鼓膜までに近いほうが、音圧が大きくなることを計算で確認できた。音に関しては、周波数特性測定機器で左右が同じ特性になっており、揃えられた。