[100050] 熱気球はどこまで軽くできるか
キーワード:化学
口頭+ポスター
熱気球は小さいほど受ける浮力が小さく飛びにくい。 小さい熱気球に興味を持ち熱気球をどこまで軽くできるかに挑戦した。 文献では燃料と吸収材を除いた最軽量記録が1.8gであった。 熱気球の袋,接続部,熱源について調べた。 袋の材質は軽く耐熱温度が180℃のポリメチルペンテンが適することが分かった。 袋の大きさと体積を実測した。 袋の内部の温度について調べた。 接続部は直径0.19mmのステンレス製の針金を用いた。 液体燃料の質量と燃焼熱を調べエタノールを用いることとした。 以上から燃料もすべて含め1g未満の熱気球を作成できた。 実測値と気体の状態方程式から,熱気球がどこまで軽くできるかを計算した。