[100096] 立ち昇る和の香り
Keywords:生物
ポスターのみ
フタバネゼニゴケ(Marchantia paleacea Bert. subsp. diptera)はシソのような香りを強く発している。しかし、これは研究室内で培養したものにおける話であり、野外のフタバネゼニゴケはシソのような香りを発することはない。フタバネゼニゴケは何故、何のために、香りを作るのか。それらの疑問を解決するために、香り成分そのものや香りの効果、香りを作る条件の方向から研究を進めている。特に香り成分の分析において、コケ植物からは初となるペリルアルデヒドが検出された。(特許出願済み)