[100132] SSR遺伝子をマーカーとしたカケガワザクラの系統解析
キーワード:生物
口頭+ポスター
静岡県掛川市に咲いているカケガワザクラは、掛川市によるとカンヒザクラとヤマザクラの自然交配により生じたとされている。しかし、周囲からは静岡県で有名な早咲きの桜であるカワヅザクラを植えたのではないか、という疑問の声が上がっていた。このような状況の中で私たちは、カケガワザクラとカワヅザクラが同種かどうか確認し、別種ならば両親を特定することを目的に研究をしている。
現時点では、果樹研究所などの協力を得て電気泳動によりSSR遺伝子の長さを調べる実験を行い、カケガワザクラの片親がカンヒザクラであること、カケガワザクラはカワヅザクラ・シュゼンジベニカンザクラは別種である可能性が高いことを発見した。
現時点では、果樹研究所などの協力を得て電気泳動によりSSR遺伝子の長さを調べる実験を行い、カケガワザクラの片親がカンヒザクラであること、カケガワザクラはカワヅザクラ・シュゼンジベニカンザクラは別種である可能性が高いことを発見した。