[100139] 根粒菌の有無によるホワイトクローバーの成長差
キーワード:生物
口頭+ポスター
根粒菌をオートクレーブにかけた際に既存のビーカーを用いた方法では完全に滅菌できないことが本校の実験で分かっており、今年はそれを克服しさらに根粒菌の有無でクローバーに成長差が表れるかどうかを調べた。本校の考案した滅菌法は、活性化された蒸気の力を生かすために、ざるを用いて土壌に蒸気を通すことでオートクレーブするものである。結果根粒菌がないことにより葉の色が明らかに薄くなった。これは窒素不足の典型的症状であることから、影響は大きいと結果を得た。今後は、今回は肥料入りの土壌を用いたこと、また生育期間が短く大きな差が表れなかったことから長期の栽培をし、また緑肥としての評価もしていく。